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逢うと会うのちがい




大学生のころ一つ学年がしたの子がいた
その子は、特に印象が強くて
時々その言葉にはっとすることがあった。

たまたま、授業が一緒になって
たまたま授業もサボらずに出席したからこの出逢いがあって
本当に感謝している
(ふだんは本当によくサボっていて、学内で見れるとラッキーくらいの七不思議に入っていた)

その授業は内容はよくおぼえてない(苦笑)
他の人が何を言ったかも覚えていない始末・・・
一人一人が何かテーマで発表をしていたようなきがする

そこで、この子の発表が
「逢うと会うについて」
だった。

なんだこれと初めは思って、たいして気にもしていなかった
本当に初めのうちだけだったけど。。。

初めはなんとなく聞いていたのに
きがつくとうんうんそれで!!と完全に引き込まれていっていた

ここからがその子の話し、

今の人は人に会うということをあまり意識していない
でも昔の人にとって逢うという行動は、命がけのようなもので
一生逢うこともかなわないこともあったらしい
そこで逢うという文字が特別な意味を持っている
昔は逢うという文字しかなかったんだって

簡単に会える現代とのギャップに驚いて、もうこの辺聞くころには
完全にその子の話しに聞き入ってました

言葉で発すると「あう」という言葉だけど
文字になると「あう」だけでも、逢う、会う、合うとかまだまだある
その子の話しのラストがまたよくて

言葉を一つ発するときもその言葉の持つ文字を意識して使いたいってしめくくり



当時ダメ人間街道まっしぐらだった自分には響きました
天使か!!
ぐらいの感動でした
今でも印象に残ってるし、自分が使う言葉は特に気を付けようと思った
でもそう簡単に変わることができるわけもなく、すぐにダメ街道を爆心してたりした(笑)

言葉に敏感な子は結構いるわけで、自分が何気なく使っている言葉でも受けとる側が、どうとらえているかが大事ですね

人から言われて、自分の口癖に気づくことが結構ある
どれだけ自分の言葉を意識していないかを言われてハッとなって当時のことを思い出します。


逢うと会うについて思い出を書いてみました。



最後に、一般的な「あう」について調べてみました。

【会う】
一般的に人と会う
友人と会う
親の死に目にあう

【逢う】
親しい人と巡りあう
恋人同士があう
ここであったが百年目などで使う

【遭う】
 好ましくない事に偶然あう
 事故にあう
 ひどい目にあう

【遇う】
 偶然あう
 ばったりあう

とう感じで分けることができそうです。

ぜひこれから言葉一つでも、漢字にすると意味がかなりちがうことに気を付けて、うまくつかいわけてみたいものです。




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